今年入社された新人営業パ-ソンの皆さんも、
9月から担当先を持って意気揚々と「自分の未来」に向けて
日々、勉強されているかと推測しています。
昨今の企業の採用傾向は、ズバリ「即戦力」であるかと思います。
つまり「新人社員の能力」を要求されているわけです。
それだけ、今の新人社員の皆さんは、会社から期待されているとも
言えますね!
そうした意味では、「働き甲斐」や「自己啓発」などモチベ-ションは高揚し
経済状況が良くなくても、恵まれた環境と考えたほうが良いと思いますよ!
さて、
今回、担当先決定!とタイトル付けました。
平成5年4月に大阪へ転勤し、
■ 貿易実務の勉強
■ 木材業界の背景と現状
■ 木材業界特有の専門用語の勉強
■ 検品で木材を体感
■上司や先輩の担当先へ同行営業
など、半年間でいろんな研修をさせて頂きました。
そして同年10月、
担当先(得意先)7社を受け持つことになりました。
7社の中の1社は、大手総合建材メ-カ-T社の子会社。
後に「売上10倍」に大きく影響した担当先でありました。
後の6社は、集成材メ-カ-でした。(奈良県・大阪府・和歌山県)
後にこの担当先では、ニュ-ジ-ランド材のラジア-タパイン製品の輸入販売
で「売上10倍」に大きく影響した得意先でした。
楯の担当先は、最初の1年目は7社で、売上は月10,000万円でした。
大阪でも同期会を、たまにしていました。
居酒屋で飲んでいる席で、
ある同期曰く「だいたい、商社マンは月数億円の担当先を持つのが普通だろ!」と。
続けて「楯なぁ!月10,000万円で自分の給与と管理部門2名の事務員の経費は
稼がないとな-!」と。
これは同期の仲間の会話でしたが、楯は何も言うことできませんでした。
しかし楯は内心、「負けたくない!」という闘志が湧きましたね。
結果的に5年後に、月1億円以上の売上実績を残しましたが、
それは楯に「即戦力のような能力」など、何もなく
あくまで上司や先輩から教わりながらの結果でした。
つまり凡人でも「粘り強く継続する頑張りや情熱を持っていれば、誰にでも
可能性はあること!」と。
(学歴が優秀なら、仕事も優秀か?とは決して言えないこと)
去年の暮れに、お世話になった元上司と久しぶりに会いました。
元上司は「楯くんは、いつまでたっても不器用だな-!」と。
元上司は「お前は、仕事に対する情意だけは良かった」と。
当時、この元上司と楯は、
市場導入期にあった、ニュ-ジ-ランド材のラジア-タパイン製品の
拡販活動を粘り強く続けました。
ちなみに、
タイトルの「営業パ-ソン、がんばれ!」の「がんばれ!」とは、
「情意や情熱の持続」という意味を籠めています。
では、次回お楽しみに!
高雄滞在中、人参入りのお茶を御馳走になりました。