今回は、私が知った「面白い病院系の台湾語」を紹介します。
読者の皆さんの中には、ご存知の方もみえるかと思いますが。
私は、日本語と台湾語の違いの面白さを★印で書いてみました。
★整形外科=骨科 面白さ度★★★★★
★美容外科=整形外科 面白さ度★★★
★歯科=牙科 面白さ度★★★★
★耳鼻咽喉科=耳鼻喉科 面白さ度★
★産婦人科=婦産科 面白さ度★★
読者のあなたの面白さ度は、★印がいくつになりますか?
さて、
今回、在庫で知る!とタイトル付けました。
商社の大阪勤務時代、
担当先を7社持つことになった話はしました。
初陣から数ヶ月間は、A先輩と頻繁に同行営業しました。
私の担当先は、製造メ-カ-でしたので
よくA先輩と担当先の倉庫を見せてもらいました。
当時、木材の原材料は輸入材が多かったからでした。
輸入材の多くは、米国やカナダの原材料がメインでした。
A先輩は、「楯、この原材料のシ-トに書いている英語のスペルを全て手帳に書け!」と。会社名、原材料名、サイズ、数量などを、メモしていました。
A先輩は「楯、この担当先の月間生産量は何m3だ?」と聞かれました。
私は「よく分かりません」と答えました。
A先輩は「よく分からないと言うことは、少しは分かるのか?」と。
私は「え~と!」と。
A先輩は「分かるのか、分からないのか、どっちや?」と立て続けの質問。
A先輩は「分からないなら、分かりませんと答えろ!曖昧な理解は、理解していない
ことと一緒だぞ、楯君ょ」と。
A先輩は「楯、この担当先は月産100m3だから、適正在庫は400-500m3だぞ!
大体、製造メ-カ-の在庫は約4-5カ月と覚えろなぁ!」
A先輩の言い方は厳しいが、正論であり根拠が明確でありました。
後に、新素材の新規拡販営業は、お客様の倉庫の在庫を見ることが基本中の基本と
なりました。
「在庫で知る」と言うことは、お客様のお腹の状況や情報を知るといった、
重要な要素でした。
■ 仕入先の情報
■ 売れ行き状況(在庫が増えれば、売上減少か過剰仕入などの予測可能)
■ 仕入交渉の時期の予測(北米材は四半期単位の値決めでしたので)
など、これも大切な営業でした。
幾つかの担当先へ訪問すると、
■ 仕入先の共通点
■ 仕入価格の違い
■ サイズの共通点
■ 売上見込みの逆算合計
など、だんだん市場の規模が分かってくること。
そうした、まだまだ売上に近づかない、地道な情報収集が
新素材の開拓営業に、大きな役割を果たすことになりました。
18話の初陣から、1年経過しました。
依然、月売上の伸びはゼロの状態でした。
気持ちは、忍耐と粘りの精神力だけで仕事していましたね。
高雄の85階建てビルからの風景写真。
では、次回お楽しみに!