初陣(Uigin)という言葉、ご存知ですか?
この言葉は、戦国時代や江戸時代の武士の間で使われたものです。
初陣とは、武士(父親)の10代の息子が初めて戦(Ikusa)で戦う(Tatakau)時に
使われたものです。(ドラマなんかで、よく耳にします)
昔から歴史オタクかもしれません。
今年入社した新人社員も、営業職の方なら1人で担当先を回る営業に
でる時期ではないでしょうか?
それは、初陣ですよね。(独り立ちです)
最初の訪問先って、バッチリ営業できた方も多いのではないでしょうか。
さて、
今回、初陣!とタイトル付けました。
商社の大阪へ転勤し半年、
担当先を7社持つことになりました。
初陣は、奈良県にある集成材メ-カ-への訪問でした。
この担当先は、A先輩から引き継いだ先。
大阪から特急で約1時間30分。
当日、A先輩から「いまどんな状況か、よく聞いて来いやぁ」と助言されました。
楯は電車の中で、ノ-トに書いていたことを、必死に覚えていました。
また頭の中で「こんな事聞いたら、お客さんはどう応え、その後楯にどんな事
聞いてくるだろうか!」とそんな空想を必死に考えていました。
とにかくお客さんから「専門用語を使った話を聞いたとき、どう対応しらいいのか!」
を心配していた記憶があります。
楯は、最寄の駅で降り「こんな事、あんな事、聞かれたら」と
駅の待合室で、2時間も考えていました。
すでに担当先との訪問時刻は、当に過ぎていました。
かれこれ3時間が過ぎて、やむなく会社へ帰社してしまいました。
これが、楯の「初陣」でした。
非常に、恥ずかしい初陣となりました。
A先輩は「楯なぁ、お客さんはプロだろ!勝てるわけないから、○○専務に
教えてもらえ!」と。
また、「教えてもらったことを、仕事で返せばいいだろぅ!」とアドバイス
されました。
その間の5年間、北米材の輸入契約の継続的な取引が続き
売上は0→月10,000万円まで伸びました。
それはそれとして、毎年暮れに忘年会に招待されました。
かつ
その担当先の会社の下に、吉野川がありました。
楯はバ-ベキュ-をしたいので「専務!養殖の鮎をお願いできますか?当日お支払
しますので・・・」と、ずうずうしいお願いをしちゃいました。
当日、バ-ベキュ-してる時「楯くんゃ、鮎たくさんつれたわ!」と
専務が来ました。
専務は「俺と工場の連中で、朝4時からして、天然ものを食べさせてやりたかった
からな!」と。
昔この専務は「仕事だけって言う、お客さんはあまり好きじゃないなぁ!」と
ポツリ。
非常に人情味のある方でした。
確かに、初陣は恥ずかしいものでした。
しかしその後楯は、担当先の専務に
「教えてもらいながら、営業や商談のコツ」を学びました。
以前若い営業パ-ソンが、何十人も挫折し離職して行く光景を見てきました。
その若い営業パ-ソンは、プライドが強すぎたのか・・・!
上司や先輩に教えてもらう環境になかったのか!
詳しいことは分かりませんが。
1つ言えることは、「プライドの強い人」は、営業職はムリです。
それは、「相手の意見やアドバイス」を聞けないからです。
楯は初陣に、大失敗しました。
しかしいまブログに書いているのは、過去の話です。
いつ、どこであなたにチャンスが来るかわかりませんが、
その時にそのチャンスをしっかり掴んで欲しいものです!
ところで良いことばかりでは、ありませんでした。
※担当先の中で、初めて「出入り禁止令」を告げられ、担当を降ろされた件。
※担当先へ、取引中止を告げ大喧嘩になったりした件。
日頃の「人間関係の作り方」が未熟であったと反省したこともありました。
やはり、「自分の価値観が、相手には違う解釈をされる」といったリスクは
いつの時代も同じです。
楯もあります。「メ-ルは早くて便利」ですが、その文章を書いた人とは違う解釈
をしてしまうミス。結局電話か会って確認する作業が入ります。
営業パ-ソンの皆さん、初陣された方、まだの方、頑張ってくださいね!
図1元蒋総統訪れたお店看板の写真。
元蒋総統訪れ「美味い」と言ったお店。(高雄市から更に南部)
図2お店で撮った豚足料理の写真。
豚足の切り身に肉。日本のテレビ局も多々取材。
では、次回お楽しみに!
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