よくテレビで「今年の1月-3月期のGDPは、前年に比べ+0.3%成長へと・・・」とか
新聞一面(トップペ-ジのこと)でも「1月-3月期のGDP前年対比+0.3%成長!」とか
必ずっていうほど大々的に発表されます。
ということは、私達の生活にも大切なことなんだろうなぁ!って想像しちゃいませんか?!
■国内総生産(GDP)の意味とは
・GDPは略語で、正式には(Gross Domestic Product)と呼びます。
・国内で新たに生み出された「付加価値の合計金額」のこと。
■経済成長率とは
・今年のGDPが前年に対して何%増えたか減ったか、という割合のこと
・「今年の1月-3月期のGDPは0.3%成長」とあれば、
この0.3%とは(前年の1月-3月期のGDP)に対して経済が成長したことを意味します。
・ちなみに0.3%成長したことを、 「経済成長率」という言葉で使います!
■「付加価値の合計金額」って何のこと?
・付加価値とは、生産過程で新たに付け加えられた価値のことなんです。
例-1 宮崎県で有名になった果物農園の「マンゴ-」で考えてみます!
マンゴ-をつくる農園は、「何もないところから新たにマンゴを生み出す」ことになります。
そこで農園は売れるマンゴ1個に500円の値段をつけて売った場合、
「マンゴ-1個の500円とは、そのまま付加価値」になります。

従って、1年間につくり売ったマンゴ-の合計金額=すべて付加価値
例-2 豆腐屋の「豆腐」と「豆乳」で考えてみます!
豆腐屋の「豆腐」も「豆乳」も、大豆から新たに生み出される。
豆腐屋は、大豆屋でつくった大豆で「豆腐」と「豆乳」をつくった場合、
仮に 大豆を買った値段10円、豆腐の値段80円、豆乳の値段30円としたら、
豆腐屋が新たに生み出した「付加価値」は

豆腐(80円)-大豆(10円)+豆乳(30円)=100円(←付加価値)
ちなみに「豆乳」は、
豆腐をつくる際の残り物だから、
大豆(10円)は必要なく豆乳(30円=すべて付加価値)
では、次回また
こんにちは~!
返信削除初めて遊びに来ちゃいました・・・
って思ったらこんな難しい話でびっくりしちゃいました!
遊びに来てよかったですかね?(汗)
でも最後の”豆乳は全て付加価値”の部分、おもしろいです。
こうやって元手のかからないものから30円でも儲けられたらいいですよね~。