2009年6月5日金曜日

「営業パ-ソン、がんばれ!」~方言!16話~

ご来訪、いつも感謝しています。楯です。

どの国、どの地域にも、言語は違っても「方言」はあるのでは
ないでしょうか!

日本には、東京弁が標準語、名古屋弁、博多弁、関西弁など多々あります。

沖縄や青森の言葉、テレビ見ていると解らない言葉も多々あります。


今回、方言!とタイトル付けました。

楯は名古屋生まれの岐阜育ち。
高校までは、名古屋弁と岐阜の方言が混じった言葉を話していたと思います。

東京勤務の2年間は、楯の方言は「キツイ口調!」と
しばしば同期に注意されていました。
やはり、東京の言葉は、「優しい口調の表現!」には間違いないと
思います。

平成5年の4月、今は大阪勤務、
楯は、この半年後に担当先(得意先)を持つことになりました。
担当先の地域は、大阪府内、奈良県、和歌山県でした。

楯は担当先のキ-マンと商談しても、最初の頃は「キ-マンが話されている
意味の度合い」が、全然理解できませんでした。

「キ-マンが話されている意味の度合い」とは、
例えば楯が、「社長!売上は伸びていますか?」とお聞きすると

大概の方は「まぁ、ボチボチですわ!」と言われます。
つまり楯は「売上の伸びのボチボチ度合い」が理解できなかった時期が
ありました。
それで、たまに大阪の同期と居酒屋行くと「ボチボチってどの程度のこと
なんだ?」と聞いたことがありましたが。
ある同期は「ボチボチの範囲が広い人もいるからな-」と。

大阪や奈良の担当先のキ-マンは、
「相手に対し、伝え方が遠回しの表現」をされました。
それは、「相手に対する、優しさや配慮」があったと思います。

その典型的な方言が、「値引きの表現」に顕著に現われていました。

楯が「このA製品は、一個1,000円でお願いしたいのですが?」と尋ねると。

担当先のキ-マンは「楯さんょ!もう少し勉強してくれへんか?」と言われます。

楯からしたら、「もう100円値引きしてくれないか?」と聞かれたほうが
分かり易いですが。

この「勉強」という遠回しな表現、どの位値引いていいか分かり難い曖昧な表現
をされていました。

ですから「お客様の意味の度合いは、自分の尺度を持つしかない」
楯の結論でした。

しかし名古屋や東京のキ-マンは、比較的「ストレ-ト系」に表現される
傾向が強かったですね!

ちなみに以前、京都出身の方に「方言」についてお聞きしたことがあります。

それは、「嫌いなお客さんが来られても、決して断る「言葉」は使わない!」と。











◆◇余談◇◆
今回は、手の動き!です。

やはり、ビジネスでもプライベ-トでも会話している相手の反応って
気になるもんです。
・ 関心を持って聞いてくれているのか。
・ つまらない話しをしているのではないか。

楯は「商談内容」について関心を持ってくれたかの感触を知りたいというのが第一の関心事でしたが。

★相手が、あなたの話しに関心や興味を示す「しぐさ」は、
・相手が手のひらを見せる。
・ あごをさする。
・ 相手との間にある障害物を取り除く動作。

★ 相手が、あなたの話に賛成できない「しぐさ」は、
・ 体の前で、握りこぶしを作る動作。
・ 指やペンで、机の上を叩く。
・ 鼻の下をこする。

では、次回お楽しみに!

0 件のコメント:

コメントを投稿