2010年1月14日木曜日

【経営事例】2話~当社ビジネスモデルの特徴と流れとは?

読者のみなさん、代表の楯です。

■当社のビジネスモデルの目的とは
 ☛貴社の儲け力のしくみを可視化した図解で端的に示すこと です

一般にビジネスモデルとは、いろんな書籍で「事業のしくみ」とか「成功方程式」と
呼ばれています。
私も、販売戦略計画書とか経営計画書を作成した経験があります。
どんなに難しい専門用語で書きならべても、かつどんなに分厚い計画書を作成しても
読み手が理解できない限り書き手の自己満足となってしまう。
さらには分厚い経営計画書をもとに議論すると、かえって経営者や幹部の皆さんの議論の論点がズレたり、葛藤を生み出す結果も多々ありました。
一言でいえば、 「貴社がもっと儲けるにはどうしたら良いのか?」のみの目的。

これを、A4用紙1枚で現在の貴社における「儲け力のしくみ」を可視化図解し、将来の
「儲け力のしくみ」の議論に集中させる効果があります。
上記が当社の【ビジネスモデルの基本形】です。

当社の【ビジネスモデルの基本形】とは、貴社の「収益構造を端的に示した図」とも呼べる!


■ビジネスモデルの流れについて
★会社経営の目的は、「どれだけ利益を儲けるか?」が使命。それがこの図は【収益性】です。

【収益性】が高ければ、そのお金の一部は【投資】へ回します。

【投資】は、概ね経営資源(人・モノ・金・情報)へ注入されます。

③社長さんは、限られた【投資=お金】を経営資源のどこに投資すれば【収益性】が高まるのか
 決断しなければならない。
例えば、
 「製造業であれば、機械が老朽化したため最新の生産能力130%を持つ機械」を購入とか!
 「営業マン1日の40%が残務に費やすなら、対顧客・製造間に受発注管理システム」を導入とか!
 「店舗販売業であれば、再客率低下は接客マナ-が原因としたらOJTや研修」にお金を使うとか!
 などなど。

④上記の図で【コンピタンス】が1つの枠になっています。これも経営資源の1つと考えます。
 【コンピタンス】の意味とは、☛貴社の社内的能力やノウハウ。
                  ☛貴社のSWOT分析の強みを、さらに強化したもの。
                  ☛競合他社が簡単に真似できない能力やノウハウ。
                         ※コンピタンス=Competence⇔能力

⑤特に【コンピタンス】が競合他社より最適であれば、【顧客のCEとCS】は自然と上昇する。
・仮に【コンピタンス】が他社に真似され市場にとって一般的になればCSは減少してしまう。

その影響は貴社に魅力をなくしたり、客離れが進むことで

【売上】が下がる要因にもなる。
※CEとはcustomer expectationの略語で「顧客期待値」と呼ぶ。
※CSとはcustomer satisfactionの略語で「顧客満足度」と呼ぶ。

⑥顧客の趣向や満足度が分かれば、最適な【戦略】を選択することが可能になる。

・もし貴社の戦略が曖昧であったとしたら、「経営資源への投資費用」は高くなる

【戦略】を明確に決めることは、使うべきお金を集中化できるメリットがある。

【戦略】には、★コスト・リ-ダ-シップ戦略
       ★差別化戦略
       ★集中戦略
       ★同質化戦略
があり、戦略の基本形となります。

【戦略】にもリスクがあります。(後日、連載します)

※3話は「なぜビジネスモデルを進化させるのか?」について掲載します!

では、次回お楽しみに!

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