2010年1月12日火曜日

「営業パ-ソン、がんばれ!」新規開拓営業編~アダナ!24話~

読者のみなさん、こんにちは!

当時は、携帯電話なし。メ-ルなし。パソコンもない頃でしたからです。
「商談」といったら、対面商談が普通でした。

いまも私は、対面商談が一番大切だと確信しています。
携帯電話は良いとして、メ-ルは読み手のそのときの心理状態で誤解されるケ-ス を何回も経験しているからです。
ですから私はメ-ルを送るときは、「端的な内容」のみを送るように心掛けています。

今回は、アダナ!とタイトル付けました。

大阪へ転勤してから3年ぐらい経過しました。
いろんな壁にぶちあたり、悪戦苦闘の日々でした。
しかし、この新素材の普及にようやく小さな芽がたくさん出てきました。
それは、
★自分の売り込み。
★先手後手の訓練。
★カミングアウト。
など、地味な営業が売上を急上昇させたのではないかと振り返ります。

もう1つありました。 「商談時の粘り」です。

当時は、対面営業が主でしたので、直接担当先のキ-マンと目を見ながら商談したことです。
ときには半日とかほぼ1日、キ-マンと輸入契約の商談をしました。
木材の場合、契約1件当たり売上換算で約400万円もありました。
それを、四半期契約で毎月2件の契約を結ぶか、3件の契約を結ぶかは
個々の営業担当者の「腕」で決まりました。


キ-マンのCさんは「楯くん、うちは月2件しか契約できないぞ!」と。
私は「Cさんの現場は、月2件分は生産しちゃいますよね!」と切り返した。
Cさんは「そうだけど、他の仕入先との関係もあるしなぁ・・・」と言葉を濁しました。
私は「当社の製品の方がコストも安く、化粧単板との相性も良いといわれていましたよ」と。

Cさんは「ダメダメ、楯くんもう帰った方がいいぞ!」と話を逸らしました。

私は「Cさん、ニュ-ジ-ランドの仕入先生産キャパも限界あるので、他で契約しちゃいますよ!」と。
Cさんは「分かった、分かった、楯くんはスッポンみたいなヤツだなぁ!」と。

ついに月3件の契約を結ぶことになりました。

その後、別の担当先へ訪問した時「楯くんよ、奈良でスッポンの楯と呼ばれているらしいなぁ。
当時は、恥ずかしかった思いでした。

私のHPにある「PASSION」の源は、ここから始まったと振り返ります。

いまの時代に通用するかどうかは、分かりません。
ただ、つねにそうした信念を持ち続けています。(体力は別にして・・)

では、次回お楽しみに!
Good Luck! (*^_^*)

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