2010年1月20日水曜日

【生活の知恵-日本経済】2話~円高が進む損得とは?

読書のみなさん、こんにちわ!

■円高が進む損得とは?
米国からパイナップルを輸入している食品会社の例で考えてみます。
昨日まで1ドル=100円
今日は1ドル=
95円
毎月1,000ドルのパイナップルを輸入していたとすると
昨日まで1,000ドル×100円=100,000円の仕入。
今日は1,000ドル×95円=95,000円の仕入に替った。
従って、こんご円高が長く続くとしたら、月5,000円の仕入が安なる


■円高が進むと日本の輸入企業は得する。
・パイナップルの仕入が安く売値が同じ場合、
 この食品会社は、月5,000円のマル儲けとなる。
・月5,000円のうちの2,500円を売値から安くした場合は、
 この食品会社は、月2,500円の儲けと
 売値を安くした効果で、パイナップルの売上が1.5倍になった場合、
 この食品会社もお客さんも、両方ともハッピ-になれる。
ちなみに大手ス-パ-が「円高還元セ-ル」を実施しているのは、まさしく円高のお陰。

■円高が進むと日本の輸出企業は損をする。
米国へ自動車を輸出している会社の例で考えてみます。
昨日まで1ドル=100円
今日は1ドル=95円
自動車1台1,000ドル 昨日までは1,000ドル×100円=100,000円
           今日は   1,000ドル× 95円= 95,000円

従って、米国で自動車1台売ると5,000円も損することになるんです。
ちなみに、世界のトヨタでは1円円高になると約100億円も損するそうです。

では、次回お楽しみに

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