2009年12月15日火曜日

「営業パ-ソン、がんばれ!」新規開拓営業編~先手後手!22話~

読者のみなさん、こんにちは!

観光地の1つとして東京に「皇居」があります。

私も、中学の修学旅行は東京でした。
皇居は勿論、国会議事堂、上野動物園、後楽園遊園地など観光しました。

さて、江戸幕府の中心地が江戸城です。今の皇居で、別名を千代田城と言います。
徳川家康が関東を領土として与えられ江戸に入ったのが1590年のこと。
もともと江戸城を建てたのは、江戸重継という平安から鎌倉時代初期にかけての頃。
1868年の明治維新により、江戸城は明治新政府軍に明け渡さました。

最初は、「東京城(とうけいじょう)」、それから「皇城」となり、1888年に
宮城」と改称され、戦後の1948年に今の「皇居」となりました。


今回は、先手後手!とタイトル付けました。
大阪へ転勤してから2年目、
担当先は(販売先)は、住宅の内装部材を専門とする製造メ-カ-であったことは
今までの連載でお話しました。
この担当先へ販売する物は、ニュ-ジ-ランド産の松の集成材でした。
担当先のキ-マンとの商談は、まだまだ苦戦の連続でした。
それは、キ-マンの考え方や性格も多分にあるかと思います。
いま現在使用している原材料の品質と価格が安定していれば、新素材の原材料へ
切り替える必要性がないからでした。

しかし、キ-マンとの商談を重ねるうちに
★北米の原材料は、コスト変動の波が実はあったこと。
★北米の原材料のコストと比較して、10%以上安価であったこと。
★この原材料は加工後、天然の化粧単板を貼る。
※原材料の木地と単板の相性が良いこと。

何も原材料は、契約に至ってないが
私は、「担当先のキ-マンは、商談を重ねるごとに少しづつ新素材の評価を
してくれているんだ!」と。

その後、サンプル契約にこぎ着けることになった。

しかし、輸入された材料の件で、キ-マンから電話があった。
キ-マンは「縦方向に弓なりに反っている!」「横方向にカップリングしてるぞ!」
こうした案件は「何時だろうが、すぐ担当先へ行く!」が鉄則でした。
300~400本の材料の反りとカップリングを計測して、全体で何%ぐらい混入しているのか予測数値を出し、キ-マンへお渡しした。

キ-マンは「まあ、この程度ならいいわ!」とおっしゃってくれました。

最悪のクレ-ムは回避できた。

先手後手とは、この対応を「今日は都合悪いので、明日お邪魔します!」
営業パ-ソンがキ-マンへ話したらどうなるでしょうか?

相当取引が長く人間関係が良い環境でなければ、かなりの確率でクレ-ム
値引きを要求される恐れ大。

1回後手を引くと、裏技がない限りキ-マンとの関係修復に時間を費やすのでは・・・

私は不器用でしたので、過去に後手後手になった苦い経験しましたから。

では、次回お楽しみに!

Good Luck!(*^_^*)

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