2009年12月22日火曜日

「営業パ-ソン、がんばれ!」新規開拓営業編~カミングアウト!23話~

読者のみなさん、こんにちは!

「敵討(かたきうち)」って言葉、ご存知ですか?
日本では、江戸時代で赤穂浪士の敵討が有名です。
毎年12月になると、必ずテレビで放送されます。
もともと武家社会にあった風俗である「敵討」は、江戸時代になって法制化され
ました。それと共に、条件も決められました。
 敵討とは、「直接の尊属を殺害した者」に対して、決闘することを言います。
(決闘することができた反面、返討(かえりうち)になる場合もあったことも。
 
つまり、子供や弟、妹などを殺された場合は、「尊属」でないので敵討はできなかった。
 ですから、赤穂浪士のように「主君」の敵を討つのは、認められなかった訳です。
 また武士以外の庶民も敵討をすることがあったが、その場合は無許可ですることが
多く、理由がもっともであれば無罪になることが多かったようです。
 しかし1873(明治6年)、すべての敵討が禁止されました。


今回は、カミングアウト!とタイトル付けました。

当時大阪へ転勤して、木質系製造メ-カ-のキ-マンとの商談の時
いわゆる業界の専門用語が、人によって少し違う言い方をされ
どの言い方が正しいのか、悩んだ時期がありました。

かつ担当先地域は、大阪・奈良・和歌山と広いようで、実はいま話した内容が
すぐ情報として飛び交う狭い業界であったと、いま私は振り返ります。
つまり担当先のキ-マンからすれば
「あの楯にこの話をして、大丈夫か?」といった警戒心が商談の中で
チラホラと見え隠れしていたと当時感じましたね。

しかし、キ-マンからしか情報を仕入れることができない。
ですから、カミングアウトするように努めました

仕事の商談だけでは、ものの10~15分で終わるからです。
しかしカミングアウトとして個人的な話もすることで
商談時間が多少長くなり、新たな情報も入るかもしれないと思っていましたね。

やはり
知識や経験が少ない時期は、「まずは自分の売り込みをする!」を鉄則にして
ました。
でもそれは、いわゆる「胡麻擦り」とは違う意味です。

その後原材料の契約を定期的にしてくれる担当先が、増加していました。

検品依頼のときは、工場の空き地を貸してもらい検品作業をする。

そうした場面では、工場で働く現場の方とも世間話をしたりしました。

そんな場面が3年も続けば、お互いに友達感覚に自然となりました。

そんないま直ぐの売上効果はないものの、
担当先の現場の方が応援してくれる「雰囲気」
がでてきて

取引関係も強いものになっていったと思います。

これが、カミングアウトの「成果」ではないかと確信しています。

キ-マンから「楯くんがいうなら、分かった!」と言われる瞬間の台詞(セリフ)。

この短い台詞(セリフ)を言われるために、営業パ-ソンは汗だくで頑張るのです!

では、次回お楽しみに!

Good Luck! (*^_^*)

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