2010年2月17日水曜日

【生活の知恵-日本経済】5話~国債について

読者のみなさん、こんにちは! 楯です。
ニュースを見ているとよく耳にする国債。今回は国債についてです。


■国債とは?
☆国債とは国が資金を調達するのに借用証書として発行する債券の事です。(債権とは、基本的に国の収入のほとんどは税金ですが、税金だけでは足りない部分を国債を発行して賄っています。

■そもそも債権とは?
☆発行元が満期時に元本とその利子を支払うことを約束した借用証書です。
 :金利1%で満期が10年の国債を100万円分買ったとします。
   毎年利子が1万円ずつつき、満期になったら元本の100万円も帰ってきます!

■国債の種類は?
☆2種類に分けられます。
赤字国債 → 税金の収入が足りない場合、その赤字を埋める為に発行されるもの。
建設国債 → 道路や橋を作る為に発行されるもの。

償還期間(いつお金を返すか)によっても呼び方が違います。
短期国債 → 1年以内
中期国債 → 2~4年以内
長期国債 → 5~10年
超長期国債 (現在日本の国債の大半を占めています) → 10年以上 

■国債の問題について
2010年度末の財務省の発表では国債残高は約637兆円との事。これは国民一人当たりに換算すると約499万円あたりの借金となります。
この大きな借金の理由としては

1. 景気が悪い為、税収が減ってしまっているから
景気が悪い
 
国民の払う税金が減る
 
国の税収が減る
 
足りない分を埋める為赤字国債を発行

2. 国が使うお金がどんどん増えているから
○ 高齢化が進み年金や医療費などの社会保障に関しての費用が膨らんでいます
○ 景気が悪い状態が続いているので景気対策の為に、公共事業を増やしています

国債を発行すればするほど、国が返済しなければ行けない借金が増えていきます。
また、国債を発行しすぎると円高ドル安になり、株安もすすみ、景気も悪くなったりして問題も増えていきます。借換債という国債を返す為の国債の発行もあり、国債はこのままでは膨らんでいくばかりです。

今後この問題に対して民主党連立政権は、どのような対策を取っていくのか注目したいものですね!!!

では、次回お楽しみに

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