2010年2月24日水曜日

【生活の知恵-日本経済】6話~国内総生産(GDP)ってなんのこと?

読書のみなさん、こんにちわ!  楯です

よくテレビで「今年の1月-3月期のGDPは、前年に比べ+0.3%成長へと・・・」とか

新聞一面(トップペ-ジのこと)でも「1月-3月期のGDP前年対比+0.3%成長!」とか

必ずっていうほど大々的に発表されます。
ということは、私達の生活にも大切なことなんだろうなぁって想像しちゃいませんか?!

■国内総生産(GDP)の意味とは
・GDPは略語で、正式には(Gross Domestic Product)と呼びます。

・国内で新たに生み出された「付加価値の合計金額」のこと。

■経済成長率とは
・今年のGDPが前年に対して何%増えたか減ったか、という割合のこと

・「今年の1月-3月期のGDPは0.3%成長」とあれば、
この0.3%とは(前年の1月-3月期のGDP)に対して経済が成長したことを意味します。

・ちなみに0.3%成長したことを「経済成長率」という言葉で使います!

■「付加価値の合計金額」って何のこと?
・付加価値とは、生産過程で新たに付け加えられた価値のことなんです。



例-1 宮崎県で有名になった果物農園の「マンゴ-」で考えてみます!

マンゴ-をつくる農園は、「何もないところから新たにマンゴを生み出す」ことになります。
そこで農園は売れるマンゴ1個に500円の値段をつけて売った場合、

「マンゴ-1個の500円とは、そのまま付加価値」になります。
     
従って、
1年間につくり売ったマンゴ-の合計金額=すべて付加価値




例-2 豆腐屋の「豆腐」と「豆乳」で考えてみます!

豆腐屋の「豆腐」「豆乳」も、大豆から新たに生み出される。
豆腐屋は、大豆屋でつくった大豆で「豆腐」「豆乳」をつくった場合、

仮に 大豆を買った値段10円、豆腐の値段80円、豆乳の値段30円としたら、

豆腐屋が新たに生み出した「付加価値」は
     
豆腐(80円)-大豆(10円)+豆乳(30円)=100円(←付加価値)

ちなみに「豆乳」は、


豆腐をつくる際の残り物だから、

大豆(10円)は必要なく豆乳(30円=すべて付加価値)

では、次回また

1 件のコメント:

  1. ☆つくし☆2010年2月26日 16:30

    こんにちは~!
    初めて遊びに来ちゃいました・・・
    って思ったらこんな難しい話でびっくりしちゃいました!
    遊びに来てよかったですかね?(汗)

    でも最後の”豆乳は全て付加価値”の部分、おもしろいです。
    こうやって元手のかからないものから30円でも儲けられたらいいですよね~。

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