読書のみなさん、こんにちわ!
■円高が進むと物価(商品の値段が上がるとか下がるという専門用語)は下がる。
・物価が下がるということは、
商品がいつもより安く買えるということ。
■なぜ物価は下がるの?
・円高が進むと安くなった輸入品が日本にたくさん入る。
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・安くなった輸入品に比べて日本製の商品が高くなって、どんどん売れなくなる。
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・日本製の商品を売る企業は、価格競争に負けないために商品の値段を輸入品に合せ
てくるから。
■物価が下がる損得とは?
・買い物や旅行好きな人には、大歓迎ですね。
・ただ日本製の商品を売る会社にとっては、大損なんです。
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・会社の売上が減少する
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・儲け(=利益金額)が減少する
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・社員の給与も下げざる追えない
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・お父さんの給与やボ-ナスが下がれば、プチ贅沢もできない
■そもそも「景気がいい」ってなんか曖昧な表現?
・景気とは、「お金廻りの状態」のことを総称します。
・日本の景気なら、「日本全体のお金廻りの状態」を示します。
■円高が進み過ぎると生活は苦しくなる。
・円高が進み過ぎて物価が下げ続けることを「デフレ」と言います。
・新聞や報道で、「デフレ経済」とか呼ばれているのが、まさしく「デフレ」。
・以前大手ショッピングセンタ-で「1,000円のジ-ンズ」、さらには他の会社では
「880円のジ-ンズ」の販売を開始。
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次から次へ低価格商品を発売し、競争し合う現象を「デフレ・スパイラル」と呼びます。
★デフレ・スパイラルはなぜ怖いのか?
■「デフレ」の正確な基準とは
・「物価が2年以上続けて下落している状態」と決められております。
(これはBSI=国際決済銀行の基準)
■デフレ経済の影響とは
・会社の売上が減少するため、借金の負担が重くなり倒産するケ-スが増える
・失業者がどんどん増加する
・消費者の購買意欲が減少し続ける
■デフレスパイラルの循環とは
①景気が悪くなり商品が売れなくなる
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②商品が売れないから価格を下げる
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③安売りした結果会社の利益が減少し社員の給与も減少
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④社員の家計は苦しくなり商品の購買意欲が減少
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⑤さらに景気が悪くなり商品が売れなくなる
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⑥さらに商品の価格を下げる
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⑦安売りした結果会社の利益が減少しさらに社員の給与も減少
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⑧社員の家計は苦しくなり商品のさらに購買意欲が減少
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⑨さらに景気が悪くなりさらに商品が売れなくなる
では、次回お楽しみに
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